ロンドンでロシアのビザを取得!!

ロンドンから近いし、ロシアに行ってみたい~という方のために、ロンドンでロシアのビザを取得する方法をご紹介します。

 

 

東京からは9時間半もかかるモスクワですが、ロンドンからモスクワまで3時間半~4時間弱、アエロフロートとBAを合わせると、毎日7~8便飛んでいます。サンクトベルブルグには、アエフロート・BAそれぞれ毎日各1便ずつですが、直行便で3時間15分。ロンドンに住んでいる間に、ロシアに行ってみない理由はありません。日本からはJALも増便され、ANAも就航開始するという話ですが、それでもまだまだロンドンからの方が便利です。

しかし‘日本人は日本以外ではロシアのビザを取得できない’という噂がネットに流れています。これはウソです。海外でも条件を満たしていれば取得できます。もしかしたら、在住国で条件が違うのかもしれませんが、英国の場合は、90日以上住んでいるいれば取得できます。(もちろん他の理由で却下されることは、ロシアに限らず、どの国のビザでもあることです)

また、後で詳しく書きますが、ビザの申請はロシア大使館ではなく、ロシアビザアプリケーションセンターというところに行きます。

 

 

VFSGlobal 

 

 

ロシアに行くと決めたら、まずロシアビザの公式サイトVFSGlobalをチェックします。ビザ料金、申請にかかる日数、必要書類、FAQ、そして1番重要なビザ申請書があります。

ここでは観光シングルビザを取得する方法を説明するので、Visa TypesのTourist をクリックします。

 

ビザ料金 (Visa Fees)

 

ドロップダウンメニューからJapanを選択すると、日本人用のビザ料金がでてきます。

  • SINGLE-URGENT £72
  • SINGLE-STANDARD £31

この他にビザセンターの手数料

  • Normal applications (Up to 20 business day’s service): £38.40 (inclusive of VAT)
  • Urgent applications (Up to 3 business day’s service): £45.60 (inclusive of VAT)

ビザ料金と手数料を加算します。

  • Urgent – £117.60
  • Standard – £69.40

ビザセンターの手数料のおかげで、日本で申請するより、かなり高くなってしまいます。

申請~受け取りまでの期間が Up to 20 business day’s serviceと3business day’s serviceとありますが、UP TOは無視し、スタンダートは約1ヵ月かかると思った方がいいでしょう。ビザの申請は余裕を持って行きましょう。

*2019年4月5日から日本にもロシアビザセンターがオープンしました。日本の手数料は一律4,500円のようです。

 

必要書類 Documents Required

 

 

国籍JAPANを選択すると、左側にPDFで日本人に必要な書類がでてきます。便宜上、サイトとは順番が違います。

 

バウチャーとコンファメーション (Tourist voucher and a Tourist confirmation)

 

ロシアの旅行会社が発行したものが必要です。これはRussia visa invitation voucher などと検索すると、いろいろな会社がでてきます。各サイトで個人情報と旅行日程、ビザの種類などを入力し、支払いをするとメールで送ってくれます。大体£10~£30ぐらいです。ビザの種類やエントリー回数によっても違うようです。値段は関係ありません。

Voucherと ConfirmationはA4サイズ1枚の半面ずつに並んでいます。いくつか利用しましたが、縦に並んでいたり、横に並んでいたり、全部ロシア語だったり、名前や住所が英語だったりの違いはありますが、大体どこも同じです。また、ホテル名が、旅行会社のデフォルトになっていることもありますが、メールで修正をお願いすると、どこも迅速に対応してくれます。

安心できるサイトは、滞在したいホテル公式サイトのVisa Supportに載っているサイトや、予約サイトで予約をするとVoucherはこちらのサイトでとメールでくることがあるので、そのサイトでVoucherを購入することです。最近はIvisaというのをよく利用します。

 

ビザ申請書

 

  • Online application form をクリックします。
  • T&Csを読んで、Click Here をクリック。
  • ビザのタイプと、国籍を選択 – 必要な書類がここにもでてきます。
  • I agree Terms and Conditionsをティック
  • Proceed to Online Application Form をクリック
  • 申請する国 
  • 言語
  • Complete new application
  • 右上のApplication IDを記録する。
  • Password – 修正に必要

この後、名前、性別、住所、パスポート情報、滞在期間、ビザの種類、ロシア旅行会社の情報とバウチャーの番号(Tourist voucher and Tourist confirmationを参照)、過去にロシアに行った回数、最後にロシアに行った日付、ロシア国籍の有無、旅行保険、雇用主など基本的な質問が20~30でてきます。途中で保存しておくと、Application IDとパスワードを入力して修正できます。

この申請書を印刷してサインし、指定されたサイズの写真を貼り付けてできあがりです。ビザセンターにはコンピュータがあり、申請書の修正のためにアクセスできるようになっています。私は利用したことがないので、故障の頻度などはわかりませんが、なるべく修正がないように、チェックを念入りにしていった方が良いでしょう。

 

写真

 

大人は6カ月以内のカラー写真。サイズはサイト参照。

 

90日以上の滞在を証明する書類

 

ここが日本で申請する時と違う重要ポイントです!

有効な書類は下記の書類のどれか。

  • UKのビザ
  • 過去3か月分のバンクステートメント
  • 過去3か月分の公共料金の請求書 
  • 雇用開始日が記されている雇用者からの手紙
  • コース開始日が記されている大学・学校からの手紙

基本的には、有効なビザで大丈夫です。しかしOne of と書いているにも関わらず、時々ビザ以外のものも要求されることがあるので、揃えられるものは揃えていった方がいいでしょう。雇用や学校の証明の場合、開始日は90日以上前である必要があります。

またこれらの書類の日付は1ヶ月以内のものに限ります。バンクステートメントは、申請の前日に銀行でプリントアウトしてもらうと良いです。

またセルフ・エンプロイド(自営業)の方や失業者の場合は、3ヶ月のバンクステートメントで、滞在期間中、1日当たり£100の残高がなければいけないようです。私はどちらでもないので、どのぐらい厳しいのかわかりませんが、余裕があった方がいいでしょう。

 

パスポート

 

  • 現在有効なパスポート。
  • パスポートの有効期限がビザ有効期限から6カ月以上あること。
  • また、ブランクが2ページ以上あること。

 

必要はないけど念の為

 

ビザセンターの必要書類にはないけれど、旅行保険の証明書を持っていきます。以前から必要書類には含まれていませんが、細かくチェックしている時がありました。

 

 

ロシアビザアプリケーションセンター

 

 

必要書類を揃えたら、ビザアプリケーションセンターに行きます。

イギリスのロシア大使館では、10年ほど前から直接ビザの申請を受け付けず、ロシアビザアプリケーションセンター(Russia Visa Application Centre) が代行しているので、ロンドン、マンチェスター、エジンバラのいずれかのビザアプリケーションセンターで申請します。

各センターによって、営業時間やサーヴィスが変わるので、VFS.GLOBALのサイトで確認してください。申請時に指紋をスキャンされるので、必ず本人が申請に行きます。受け取りはマンチェスターは郵送のみ、他はビザセンターで受け取り、又は郵送を選択できます。

 

申請

混み具合は季節にもよりますが、6~7年前のようにビザセンターが開く8時半に30人~50人ということはないです。私はいつも朝一で行くので、8時半に入って9時前には終わります。

ビザセンターの中に入ると、荷物チェックをされ、番号をもらいます。椅子に座って待ち、掲示板に自分の番号とカウンターナンバーが表示されるので、書類を持ってカウンターへ。カウンターは大体5~6人はいるので、かなりスムーズにすすみます。

以前、私の永住権は古いパスポートにあったので、現在のパスポートと一緒に大使館に送られましたが、ここ数年は、ビザセンターで永住権のコピーを取りコピーを送っているようです。

カウンタースタッフは、申請書とパスポートの名前や番号、バウチャーなどを念入りにチェックします。その後、指紋をスキャンされます。全て終わると、スタンダードかアージェントか聞かれ、支払いをします。

ここで注意は(当日も言われると思います)、レシートが引換券になっているので、絶対になくしてはいけません。なくした場合どうなるかはわかりませんが、恐らく面倒くさいでしょう。ビザセンターの人達は、この数年かなり愛想がよくなっていて、以前のように‘ビザセンターに行った時からロシアの気分’は味わえなくなりましたが、レシートをなくした人は、体験できるかもしれません。

今もあるかどうかわかりませんが、去年の二重スパイ・スキポール事件の後、新しいシステムが導入されていました。パスポートの状況をテキストでアップデートしてくれるサーヴィスです。確か£1ぐらいだったと思います。多分、以前のようにNext Dayとか5 working daysとか受取日が確定していないためだと思います。このサーヴィスに登録するとReady for Collection というメッセージが送られてくるので取りに行きます。また、サイトで追跡もできますが、ビザセンターに到着ぐらいしかアップデートされないので、現在のように、いつ届くかわからない場合は、頻繁にチェックすることになります。

 

受け取り

受け取りは夕方4時以降ということです。申請時と同様、荷物チェックをされ、番号をもらい、椅子に座って待ちます。

パスポートを受け取ったら、椅子に座ってビザをチェックします。名前、パスポート番号、ビザの種類、日にち、間違いを見つけたら、その場でカウンターに戻ってスタッフに伝えます。今まで経験したことはありませんが、日にちが違っている可能性もあります。ビザセンターのFAQでは、ビザが取れてから旅行の予約をするようにと書いてあります。ビザが取れなかったり、日にちが違ったりして、旅行の変更・キャンセルなどにかかる費用はビザセンターも大使館も責任はないので、飛行機の予約などをいつするかは自分で決めてください。

名前のスペルは、あまりかけはなれていなければ大丈夫と思われます。日本人の名前のローマ字読みは、ロシア語表記にした場合、わりと統一されているような気がします。私の名字は英語ですが、以前は英語のスペルに合わせたロシア語表記でしたが、ここ数年は、英語の発音に近いロシア語表記になっています。これで問題になったことはありません。

住所&最寄り駅

Russia Visa Application Centre
15- 27 Gee Street,
Barbican, London EC1V 3RD

地下鉄の最寄り駅は、バービカン(Barbican) で徒歩5分ぐらい。他にオールド・ストリート (Old Street) やファリンドン (Farringdon) からも10分強です。

 

 

マルチプルビザ

まだ取ったことがないので、シングルとの違いがわかりませんが、半年間有効なので、何度か行く予定がある人は、こちらがおすすめです。

ビザセンターの人によると、最初の旅行のVoucher and Confirmation を1枚用意すれば、他の旅行のものは必要なく、あちらでやるから大丈夫とのことでした。次回トライしてみようと思います。去年は、シングルビザを取ったにも拘らず、病気のため旅行を変更し、ビザを取りなおしたので、そういう時のためにも、マルチは便利かと思います。

どなたか観光のマルチを取った方がいましたら、情報お願いします。

最後に

現在、日本とロシアでは、ビザ無し渡航に向けて動いてます。近い将来、ビザ無しでロシアに行くことが可能になると思われます。もしかしたら、今年中とか来年中とか、非常に近い将来かもしれません。しかし、関係が悪化してしまった場合、イギリス人のようにビザ代が高くなったり、書類が面倒になったりするかもしれません。行けるうちに行っておきましょう。