セント・ポールを眺めながら

昔はロンドンで高い場所から景色を見るというと、セント・ポール大聖堂とタワーブリッジぐらいしか選択肢がありませんでしたが、高層ビルが立ち並ぶようになり、ビュースポットが増えました。今日は、セント・ポールを眺めながらのランチスポットと、その周辺を紹介します。

 

 

ワン・ニュー・エクスチェンジ (One New Exchange)

 

バンク駅真上のロイヤル・エクスチェンジ (Royal Exchange) は高級なお店が並んでいますが、セント・ポール裏手にあるワン・エクスチェンジ (One Exchange) は、Next、Oasis、Mangoなどのお手頃なハイストリートショップが並ぶ商業ビルです。

このビルには中央にガラス張りのエレベターがあります。セント・ポールの後姿を眺めながらエレベーターで上がっていきます。グラウンド・フロアーから乗ろうとすると、混んでいて乗れないこともあるので、確実に乗るためにはM&Sのある地下1階からの方が良いです。

屋上にはMadison Rooftop Bar & Restaurantというお店もありますが、天気の良い日のランチタイムには、みなさんテイクアウェイを持ち寄って、外で食べています。日常のランチにしては、かなり素敵な景色ではありませんか?

ワン・ニュー・エクスチェンジの中には、スーパーのM&Sや、Wasabi、Nando’s、EATなどのレストランやカフェがあり、また金曜日には規模は小さいですがランチマーケットもあるので、テイクアウェイには全然困りません。ロンドンに何度も来ている方、住んでいる方、ちょっと立ち寄ってみてはどうでしょう?

 

セント・メリー・ル・ボウ (St Mary-le-Bow)

 

‘ボウ・チャーチの鐘の音が聞こえる地域で生まれた人’というのが、今はほとんど聞くことがないコックニーの定義ですが、その教会がこのセント・メリー・ル・ボウです。しかし、人によって、ガイドブックによって、ロンドン東部にあるボウ・チャーチ (Bow Church)のことだという説もありますが、チープサイドに建つこの教会のことです。但し、現在のシティでコックニーを聞くことはほとんどありません。ランチタイムに外を歩いていると、教会の鐘が美しく鳴り響いていて、とても癒されます。

この教会の見所は、なんといっても天井に吊るされている十字架です。初めて見た時は息を飲む感じでした。祭壇のステンドグラスも美しく、お気に入りの教会です。また、教会横の広場には、桜の木があります。春になって桜の下でお茶を飲むのが楽しみです。セント・ポール大聖堂はもちろん綺麗ですが、歩いて数分のこちらもお見逃しなく。但し、2019年3月現在、塔の部分が改築工事中です。

 

 

セント・メリー・アルダーメリー (St Mary Aldermary)

 

 

写真にたくさんの人が写っています。お祈りであれば、みな前を向いているはずですが、後ろ向き、横向き、みなさんいろいろな方向を向いています。何故かというと、ランチを食べていからです。教会の外には屋台があり、中にカフェもありますが、そこで買う必要はなく、みなそれぞれお弁当やテイクアウェイを持ち込んで食べているのです。食事をしないで普通に座っていても全然かまわないので、友達となんとなくどこかに座って話したい時など便利です。教会の見学の場合、通常は会話はしないか、ひそひそ話すぐらいですが、ここは普通の声で会話しています。綺麗な教会の中で、気兼ねなく雑談って、ちょっと贅沢ではありませんか?

 

ボウ・レーン (Bow Lane)

 

 

セント・メリー・ル・ボウ教会とセント・メリー・アルダメリー教会の建っている通りがボウ・レーンという歩行者専用の狭い通りがボウ・レーンです。この通りと交わっているワトリング・ストリート (Watling Street) にはたくさんのテイクアウェイのお店、カフェ、パブやバーなどが並んでいます。ボウ・レーンもかなり狭い通りですが、そこからもっと狭い横道に入ったところにも、お店がたくさんあって、何を食べたらいいのかわからなくなったりします。

この近くで日本からの新しいロンドンを求めてくる友達におすすめなのは、The Four Sistersというバー。店内とてもかわいいです。そして、イギリス人に大人気のランチは、Porterford Butchersというお肉屋さんのバーガーです。私はバーガーを食べないので、おいしいのかどうかわかりませんが、とにかくすごい人気。シティで働き始めの頃、朝も昼も走っている人、ジムに行く人がたくさんいたり、サラダなどのヘルシーフード系のお店もたくさんあるので「イギリス人のビジネスマンもアメリカンナイズされちゃったのかしら」と思ったこともありましたが、ガッツリ肉やじゃがいもを食べ、パブでビールやサイダーを飲みという風習は変わらないのかもしれません。そんなシティのビジネスマンをこっそり体験できるのが、ボウ・レーン界隈です。

 

 

 

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